私は、母の勤め先でもあった碧海パックの経営方針がとても好きでした。感謝と笑顔と思いやりがあってこその世の中だと思います。常にこの３つを大事にして仕事をしていたいと思い、母に相談し就職しました。

知多事業所には、現在４つの生産ラインがあります。私は主に、みんながどうしたら無理なく効率的に生産できるか、より安全に作業ができるか、といった事を、データ分析しながらカイゼンしています。また、せっかく作った製品が、不良となってしまわないよう、品質面を向上させる事も、とても大切です。働きやすい現場を作りながら、みんなと一緒に、今日よりも更に良い職場になるよう、がんばっています。

これまでと同じ作業量を、カイゼンにより一人当たりの生産性を高め、少ない人数でやりきっていくことを、「少人化」「省人化」(しょうじんか)と言ったりするそうです。でも、本当に大切なのは、「生人化」だと、お客様に習った事があります。例えば、今まで５人で１時間５００個のダンボールを作ってたところを、ラインのバランスを分析し、作業区分を入れ替えたり、配置を変えて近接化を図ったり、動画で解析してムダ取りしたりしながら、４人で同じだけ生産できるようになったとします。すると結果的に、 1人はまた、別の現場で活躍する事ができるという考え方です。それは碧海パックの目指す「人」を「生かす」という方針とも重なります。とても難しく大変ですが、それ以上にやりがいのある仕事だと思います。

上司や先輩が、とても思いやりのあるところが魅力です。従業員もみんな、とても親しみやすく仲が良いです。仕事に対して、とても熱心で、「将来、こうゆう人になりたい！」と上を目指していこうと思える職場です。１つ１つの事に対して協力しあえるチームワークも自慢できるところです。